こんなときは?

こんにちは。

リフォーム担当の助川です。

前回、サッシの戸車調整についてお伝えしましたが、

今回はサッシの鍵(クレセント)調整についてお伝えしていきます。


ほとんど毎日のように触れるサッシの鍵。

年月とともにかかり具合がゆるく(あるいは固く)なったりします。

そのまま使い続けると、クレセント錠本体が破損したり、サッシやガラスが傷ついてしまうこともあります。

また、気密性や防犯上も好ましくありませんので、不具合を感じたら早めに直しましょう。

前回同様、意外と簡単に出来ますので不具合の際はご自身でチャレンジしてみてください。


チェックポイント

◉クレセント本体の調整

『クレセントをかけてもガタつく、閉まりにくい』というときはクレセント本体のネジをゆるめて、上下の位置を調整します。

◉クレセント受けの調整

『クレセントのかかりが悪い、ゆるい』というときは、クレセント受けネジをゆるめて左右のバランスを調整します。


準備するもの…

プラスドライバーをご準備してください。

状況によっては、軍手やタオルなんかもあると良いかと思います。


クレセント調整 手順①

クレセントレバーを中央の位置(水平状態)までまわし、上下にあるカバーを外すと調整ネジが現れます。

※サッシの種類によってはカバーが付いていないタイプもございます。


クレセント調整 手順②

プラスドライバーで上下2箇所の調整ネジを左(反時計まわり)にまわして緩めてください。

クレセントを上下に動かして、クレセント受けとの位置を調整してください。

位置を合わせたら、一旦仮止めしてスムーズに掛かるのを確認してからネジを増締めしましょう。

調整が終わりましたら、逆の手順で戻します。

ネジはしっかりと締めてくださいね。


続きまして、クレセント受けの調整方法です。

クレセント受け調整 手順①

クレセント受けもカバーが付いていますので、外しましょう。

※サッシの種類によってはカバーが付いていないタイプもございます。


クレセント受け調整 手順②

ネジを緩めると、クレセント受けが左右にスライドしますので、適正位置に合わせましょう。

位置を合わせたら、一旦仮止めしてスムーズに掛かるのを確認してからネジを増締めしましょう。

逆の手順でカバーを戻して完了です。


注意事項

*サイズの合ったプラスドライバーを使用する。

*調整ネジは一度にたくさん回さずに調整しましょう。

 また、ネジは絶対にはずさないでください。サッシ内部の留め金具がはずれて元に戻せなくなります。

 状況によっては有償修理・サッシ交換等になる場合がございます。


今回も簡単にお伝えしましたが、『やっぱり自分じゃ出来ない…』という方は、遠慮なく弊社までご連絡下さい。

アフターメンテナンス担当が駆けつけます‼

今後も少しずつ建物のメンテナンスについてお知らせしていきます。

それではまた…。